お知らせ

『こども哲学』はじめました。(川口)

教育番組『Q~こどものための哲学』が人気を集めるなど、今大変注目されている子ども哲学。AI時代を生きる子どもたちに必要な力だと言われています。
英語は携帯で翻訳できても、心はそうはいきません。

哲学というと、難しく複雑なイメージがあるかもしれませんが、
「答えのない問いについて考える」というシンプルな学問です。
むしろ、子どもの方が得意な分野かもしれません。

第1回目は、5歳児が正解のない問いについて話しました。

♢こども哲学をはじめた経緯
「お散歩どうだった?」「楽しかった。」
「この絵本どうだった?」「楽しかった。」
「どんな気持ちだった?」「楽しい気持ちだった。
子ども達はよく、こう答えます。
私たちは、もっと子どもの本当の気持ちが知りたい。
子どもたち同士でも、もっと互いのことを理解し合える力を育みたい。
そんな想いで、保育の中で哲学対話を取り入れることにしました。

話す力、聞く力があるだけでは、不足だと考えます。
例え分かり合えなくても、理解しようと努力することは、相手の心に届きます。
つたない言葉や表現でも、一生懸命伝えようとする姿は、相手の心を動かします。
そんな力を、子ども達と共に、保育園全体で育んでいきたいと思います。